こんにちは、かわむらです。
梅雨明けたかとおもったら明けてないらしく絶望してます。
そんななか、気になるニュースがあったので今日はそのことについて考えてみようとおもいます。
女性器芸術家「ろくでなし子」の正体と逮捕の背景
インターネットを通じて自身の陰部の3Dデータを他人に配ったわいせつ電磁的記録頒布の疑いで、芸術家の女性が逮捕されたというニュースです。
いろいろな背景があり、思惑があるこのニュースですが、全体をみてみるとなんだかルービックキューブのような問題だなあ、と思いました。
当人の女性芸術家は、ここ数年でずっと女性器をモチーフとしたものを作り、女性器はわいせつなものではない、という主張をしていたらしいです。
そこでこの逮捕。
わいせつとは何か、というのがクローズアップされる問題となりました。
わいせつ、という言葉はよくニュースでも耳にしますね。
わいせつ物陳列罪とかね。
私の中ではわいせつ=イヤラシい、いわゆるエロであると考えていました。
言葉の定義ではどうなんでしょうか。
一般には、公序良俗に反して淫らなことをいう、と定義されているようです。
ただ、法律上では複数の意味、多面性をもつものみたいです。
キスがいい例で、無理やりしようとするのはわいせつ罪だが、夫婦が合意の上するのは罪ではない。
同じ行為でも背景が違えば全く違うものなんですね。
やっぱりそれってつまり、”わいせつ”という言葉自体がとても不安定で曖昧、不透明なものなんですよね。
医療行為でも、覗きでも、同じ裸を見ているのにまったく違うもの。
とっても難しいですね。
法においての、なにがわいせつで、なにがわいせつじゃない、というのは誰が基準として決めるんでしょうか。
すべての物事は多面的だけども、とくにわいせつなもの、という判断基準て難しいですよね。
確かに人間が性的欲求を抱くものだけれども、でも動物学的には大事な体の一部なんだなあ。
同じ女性として、この芸術家の提唱していることもわかるけど、法的視点の見解もわかる。。。
今後の日本の法規に関わる大きな問題なんだなあと思いました。
ただ一個すごく疑問に感じたのは、報道機関によっては、当人を’自称’芸術家と表記していることです。
これは完全に印象操作だなあと思う。
自称芸術家と他称芸術家の違いは何だよ。自称ってつけて、異常性を強調しようとしているだけじゃないのか。
実際この人は活動を認知されていたようだし、その事実があれば十分だと思うけど。
民衆に届く前に情報にバイアスをかけるべきでは無いと思うんだなあ〜
そんなかんじ。アデュー!